【3つの軸お金編】家づくりを失敗しないために準備しましょう【第4回 金利を決めましょう】

3つの軸【お金編】失敗しない家づくり お金
3つの軸【お金編】失敗しない家づくり

今回は、3つの軸お金編
第4回 「金利を決めましょう」です。
いよいよこのシリーズは今回で最終回となります。

「金利を決める」という内容ではありますが、これまでと同様に、どこの銀行でどの金利で組めば良いかという具体的なおすすめではなく、住宅の予算を組む上でご自身でどう判断すべきかという考え方が身につくような内容を書いていきたいと思います。(個人的な考えも含まれますので、参考として読んで見て下さい。)

ということでまずは、金利について知っておきたい基礎知識から書いていきたいと思います。
まず住宅ローンにおける金利の種類です。
これは大きく分けて2種類あります。
変動金利
固定金利
この二つですね。
(返済方法として、元利均等と元金均等返済がありますが、ここでは説明しません。一般的な元利均等返済を前提に書いて行きます。)

この二つは読んで字の如くですが、

変動金利は、借入期間の中で金利が変動して行きます。
(銀行のHPをみると、3年固定とか10年固定とかの当初固定金利選択型の商品記載がありますが、全借入期間の中で金利が変動するということから本ブログではこれらも含めて変動金利として書きたいと思います。)

固定金利は、借入期間の全期間において金利が決まっています。
ひと昔前までは固定金利はフラット35のイメージでしたが、今は銀行でも固定金利を扱っているところも多いですね。

これらはそれぞれにメリット・デメリットがあります。
それぞれ以下の通りですね。

変動金利
【メリット】
金利が固定金利に比べて低い
借入している期間で金利が下がるまたは変わらない場合には支払い総額が低く抑えられる
【デメリット】
支払い額が半年ごと(当初固定金利選択型はその当初固定期間終了後)に見直されるので、月々の支払いが変わる
借入した時点でいくら払えば終わるのかわからない
金利上昇局面では、支払い総額が大きくなる
世の中の情勢により金利の変動がどのように動いているか注視する必要がある

固定金利
【メリット】
借入した時点でいくら払えば良いか確定するので、金利上昇による支払い額増などの不安は無い(自身の収入減に関してはありますが…)
【デメリット】
変動金利に比べ金利が高く設定されているので、金利が下降の局面で借りると支払い総額が上がる

じゃーどっちが良んだよ?

ってまたなりますよね。
高額な借金でかつ、長期間にわたる返済をするため、誰しも損をしたくないと考えるのは当たり前だと思いますが、この二つを選ぶ上で「どちらが得か?」は残念ながら現段階では誰もわかりません。
例えば35年ローンを組んだ場合、この35年の間に経済がどう動いて何が起きるかは誰か予想がつきますか?経済学者ですら的確に将来を読めている人は少ないのではないかと思います。
私が働き始めた頃は変動金利のうち3年固定金利が1%で、ローンのプロである銀行の担当者がみんな口を揃えて、史上最低金利の時代なのでこれより下はあり得ないという風潮でした。
それから15年以上たった今では、変動金利が1%を切っている金融機関が多数です笑
つまり誰も読めていなかったわけです。
中には、たまたま時代を読んでうまくいったような話をする人がいますが、失敗した人は他人には話さないだけです。巷にあるどっちが良いという情報はあまり聞かない方がいいのでは?と思っています。正直な話、百戦錬磨でお金の知識が豊富だった先輩のスーパー住宅営業マンですら金利が下がることを予想はしていなかったので、現に固定金利で組んだ自宅のローンを変動金利に借り換えしてましたし…汗

とこれまでの経験からしても今後、金利が上がりますとも、このままですとも、下がりますとも言えません。

なので、今回言いたいことは、
誰かのそれっぽい話を鵜呑みにして、経済の動向を見極めた気になって金利を決めるのはやめましょう。
ということです。
そして、何で決めるか?というと、
ライフプラン※でのイベントのうち不確定要素がどの程度か?いつまであるか?で決めましょう
(※前回のブログで紹介)
ということをお勧めしたいと思います。

分かりずらいですかね。

具体例をあげます。
例えば、お子さんのいらっしゃるご家庭の例とします。
お子さんのいらっしゃるご家庭は、将来のお子さんの進学の希望によりライフプラン中のお金に関する部分は大きく増減しますよね。でもお子さんがまだ小学生や中学生だった場合、まだ進路が決まっていないため、学費や一人暮らしの有無が不確定要素として持っているご家庭が多く、希望の進路に進むには大きな出費がかかることもあります。その進路を選択するタイミング前に、金利が上昇局面に移行して支払い額が上がってしまうと、お子さんの希望が叶えられなくなるリスクがあります。なので、不確定要素が確定するまでは、きちんと計画を立てられるよう、固定金利、または、例えば高校卒業等の進路が確定するまでの期間だけでも変動金利の当初固定型を選択しておくのがお勧めです。
また、住宅ローンは借りておしまいではありませんので、ご家族のイベントで変化点があった時は、不確定要素のためにとっておいた余裕分を繰上返済することや、金利がまだ低い水準のままであれば、手数料の計算をしてそれでも利点があるようであれば変動金利に借り換えを検討することを頭に入れて柔軟に対応していく必要があることを頭の中に入れて計画を組んでみて下さい。
思考停止で、住宅ローンを放置すると新車一台分くらい多く支払うこともあるので、借りっぱなしはやめましょう!

つまり、経済の動向を予想して組んだり目先の支払い額でローンの種類を選ぶのではなく、将来を見据えたリスクを減らす意味で本当にどちらの金利が良いのかをご家族ごとに検討し、必要に応じて期間を固定し、不確定要素が解消されるときに見直すのがいいと思います。なので金利の選択は、ライフイベントを想定しておくことで、自ずとどの金利を選択すべきかが選択していけるようになっていくのではないかと思います。それぞれの家族で、起きるであろうイベントを想定して資金計画を組んで計画をするべきだということが少し伝われば幸いです。

今回は細かい計算例は割愛しますので、前回のブログでも紹介したローン計算iLoanCalcで金利の差を計算して見て下さい。金利が違うとそれこそ新車一台分くらい多く払ってしまうケースもあるので、ライフプランに合わせて計算してみて下さい。

とまぁ金利の決め方はこんなところでしょうかね。

あとは、これまで4回に分けて書いてきた内容を参考に自分の家づくりの金額をぜひ一度計算してみて下さい。
細かいところはわからないことはあるかもしれませんが、「余裕を持つこと」「リスクを減らす」を意識し、これらのお金のイメージを初めに持つことで、家づくりの3つの軸(土地・建物・お金)のバランスをとりながら家づくりを進める手助けになると思います。

自己満足な記事でかなり長文になってしましましたにもかかわらず、このシリーズを最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

まぁ本心をいうと
本当は、お金については書きたくなかったんです、あまり楽しくないから笑
本来、家づくりは楽しんでやる方が良いと思っていますが、
ここのお金の部分を先にクリアにしないと、
どうしてもあとでツケがくると思うんです。
なので、初めにちょっと重たい話ですが、お金の話から書き始めました。

次からは、土地の話や建物の話をしていきますが、
楽しくワクワクしてもらえるような内容にしていきたいと思います。

興味があれば別のテーマも読んで見てください!

では!

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